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夏は、染めた色が早く抜ける|白髪染めの色もちが変わる理由と、次に染めるまでにできること

夏になると染めた色が早く抜け、赤茶けて見える。宇美町の頭皮ケアサロンHARUが、白髪染めの色もちが夏に変わる理由と、赤みが残って見える仕組み、染めた日から2週間にできることを40〜60代の方に向けてお伝えします。

夏は、染めた色が早く抜ける|白髪染めの色もちが変わる理由と、次に染めるまでにできること

染めてもらったときは、ちょうどいい落ち着いた色だった。それが3週間ほどで、なんだか明るい。よく見ると、毛先のあたりが赤茶けている。

「前は、もう少しもったのに」。夏の終わりのサロンで、よくうかがう言葉です。宇美町のHARUでも、8月から9月にかけてのご相談で多いのが、この色もちの話です。

先にお伝えしておくと、それは気のせいでも、染め方が悪かったからでもありません。夏は、染めた色がいちばん抜けやすい季節です。理由がはっきりしているので、次に染めるまでにできることも、はっきりしています。

この記事では、夏に白髪染めの色が早く抜ける理由と、赤みが残って見える仕組み、そして染めた日から2週間でできることをお伝えします。

「前より色もちが悪い」のは、気のせいではありません

夏に色が早く抜けていくことをあらわしたイメージ

はじめに、髪が染まる仕組みを、ごく簡単に整理させてください。ここが分かると、あとの話がすべてつながります。

髪の色は、もともと髪の内側にある色素で決まっています。白髪は、この色素がつくられなくなった髪です。白髪染めは、その内側に染料を入れて色をつけているとお考えください。

このとき、染料はずっとそこに留まり続けるわけではありません。洗うたび、日に当たるたびに、少しずつ外へ出ていきます。染めた直後がいちばん濃く、そこから毎日ゆっくり薄くなっていく。これはどんな薬剤でも起こる、自然なことです。

つまり色もちとは、「どれだけゆっくり出ていくか」の話です。そして夏は、その出ていく速さが上がる条件がそろっています。だから同じように染めても、冬より早く色が抜けたように感じます。

💡 豆知識 染めた色が抜けていくことを、美容室では「褪色(たいしょく)」と呼びます。褪色そのものは避けられません。目指すのは止めることではなく、ゆっくりにすることです。ここを分けて考えると、おうちでのケアが選びやすくなります。

夏に色が早く抜ける、3つの理由

紫外線・洗浄・お湯の温度をあらわしたイメージ

では、なぜ夏は速くなるのか。理由は次の3つです。

  1. 日ざしを長く受けている。 染料は光に弱く、当たり続けると色みが変わっていきます。髪はどこにも隠れていないので、顔よりも長い時間、光を受け続けています。とくに分け目と頭のてっぺんは、真上から光が当たる場所です。ここだけ色が早く抜けたように見えるのは、そのためです。
  2. 洗う回数と洗浄力が上がっている。 汗をかくので毎日しっかり洗いますし、さっぱりするタイプを選びがちです。洗浄力が強いほど、皮脂と一緒に染料も外へ出やすくなります。回数が増えれば、その分だけ回数を重ねることになります。
  3. お湯の温度が高い。 暑いと、さっぱりしたくて熱めのお湯で流したくなります。ただ、温度が高いほど髪の表面は開きます。開いた表面からは、染料が出ていきやすくなります。

この地域ならではの事情もあります。宇美町のあたりは、お買い物も送り迎えも車という方がほとんどです。運転中は、窓から片側だけに日ざしが入り続けます。夕方の西日はとくに強く、長い時間当たり続けます。「右側だけ色が違う気がする」というご相談は、実際に何度もお受けしてきました。運転が多い方は、日よけを下ろすか、日中は分け目の向きを時々変えてみてください。

海やプールに入られた方は、塩分や消毒剤の影響も加わります。夏のあいだに数回でも入られたなら、そこだけ色みが変わっていることがあります。

そして見落としやすいのが、この3つが同時に起きているということです。ひとつずつなら小さな差でも、3か月重なると、はっきりした違いになって出てきます。髪の表面そのものの傷みについては、夏の終わりの髪が、ごわつく・きしむでお伝えしています。

抜けたあとに、赤っぽく・オレンジっぽく見えるのはなぜ

抜けたあとに赤みが残る仕組みのイメージ

「色が抜ける」と聞くと、白っぽく薄くなっていくように思われるかもしれません。ところが実際は、赤茶色やオレンジっぽい色に寄っていく方がほとんどです。これには理由があります。

日本人の髪の色素は、赤みと黄みを多く含んでいます。白髪染めをするとき、薬剤は内側の色素を少し明るくしながら、そこへ染料を入れていきます。このとき明るくなった土台には、もともとの赤みと黄みが残っています。

そして、入れた染料のほうが先に出ていきます。すると土台に残っていた赤みと黄みが、そのまま表に出てきます。これが、時間がたつと赤茶けて見える正体です。落ち着いた茶色に染めたはずなのに明るく見えるのは、髪が明るくなったのではなく、かぶせていた色が薄くなったということなのです。

もうひとつ、白髪の割合によっても見え方が変わります。白髪は色素を持たない髪なので、染料が抜けるとそこだけ地の色に戻り、いちばん早く目立ちます。分け目のあたりで白い線が見えてくるのは、伸びた分だけでなく、この褪色も重なっているためです。

分け目そのものが気になり始めている方は、40代から「分け目・ボリューム」が気になり始めたらもあわせてご覧ください。色の問題だと思っていたことが、実は髪の立ち上がりの問題だった、ということもあります。

🌿 今日のワンポイント 赤茶けて見えるのは、髪が明るくなったのではなく、上にかぶせた色が先に薄くなったからです。だから対策は「明るくならないようにする」ではなく、「かぶせた色をゆっくり出ていかせる」になります。

染めた日からの2週間が、色もちの分かれ道

染めた直後の過ごし方をあらわしたイメージ

染料がいちばん出ていきやすいのは、染めた直後の数日です。ここでの過ごし方が、次に染めるまでの見え方を大きく左右します。おうちでできることを4つにまとめます。

  1. 染めた当日は、洗わずにおやすみになる。 薬剤の反応は、施術が終わったあともしばらく続いています。可能なら24時間ほど空けてからシャンプーをしてください。どうしても汗が気になる日は、お湯だけで軽く流す程度にとどめると穏やかです。
  2. お湯の温度を38度前後まで下げる。 熱いお湯は表面を開かせます。ぬるめのお湯で、その代わり時間をかけて流してください。すすぎは、洗った時間より長くが目安です。すすぎ方はそのすすぎ、本当に足りていますか?にまとめています。
  3. 洗浄力のおだやかなシャンプーに替える。 夏用のさっぱりしたものを使っているなら、染めたあとの2週間だけでもおだやかなタイプに替えると、色の残り方が変わります。毎日でなく、1日おきに替えるだけでも違いが出ます。
  4. 濡れたまま寝ない。 濡れた髪は表面が開いたままです。その状態で枕とこすれ続けると、色も手ざわりも同時に持っていかれます。乾かしてからおやすみになることが、いちばん確実です。枕との関係は朝の寝ぐせ、実は枕のせいかもでお伝えしています。

ここまでを踏まえたうえで、「おうちで色を足す」という選択肢についてもお伝えしておきます。市販のカラートリートメントやカラーシャンプーは、髪の表面にうすく色を重ねていくものです。染めるというより、抜けていく色を上から補いながら使うものだとお考えください。

使い方のコツは2つあります。

  1. 色が抜けきってから使わない。 抜けてから足すのではなく、まだ色が残っているうちに重ねるほうが、自然な見え方になります。染めた2週間後くらいから、週に1回程度が使いやすい間隔です。
  2. 次にサロンで染める予定を伝える。 表面に色が残っていると、次の薬剤の入り方が変わることがあります。お使いのものを担当者に伝えておくと、その分を見込んで組み立てられます。

万能なものではありませんが、次に染めるまでの期間を少し延ばしたい方には、選択肢のひとつになります。

そして9月の日ざし対策です。9月の紫外線は、まだ7月の8割ほど残っています。帽子や日傘は、9月いっぱいまで続けてください。頭皮と髪の日ざし対策は顔だけじゃない。初夏こそ守りたい「頭皮」というスキンケアにまとめました。

染める間隔と、頭皮の負担のバランス

根元と全体の染め分けをあらわしたイメージ

色が早く抜けると、その分だけ染める回数を増やしたくなります。ここで一度、頭皮のことも一緒に考えていただきたいのです。

白髪染めの薬剤は、根元では頭皮に触れます。夏の頭皮は、汗と皮脂、日ざし、冷房の乾燥を受け続けてきたところです。そこへ短い間隔で繰り返すと、頭皮にとっては負担が重なります。染めるたびにしみる感じがある方は、その手前の段階かもしれません。

そこでおすすめしているのが、根元だけを染める回と、全体に色を入れる回を分けるという考え方です。伸びてきた根元は染める必要がありますが、毛先まで毎回同じように染める必要はありません。毛先は必要なときだけにすると、髪にも頭皮にも余裕が生まれます。

もうひとつ、染める明るさそのものを見直すという考え方もあります。暗く落ち着いた色は、染めた直後こそきれいですが、伸びてきた根元との差がはっきり出ます。少し明るめに設定しておくと、根元が伸びてきたときの境目がやわらぎ、次に染めるまでの日数を延ばしやすくなります。

白髪の量が増えてくる時期は、「しっかり隠す」から「なじませる」へ切り替えていくほうが、通う回数も髪の負担も軽くなります。どこまで隠したいかは、人によってまったく違います。ここは正解を決めずに、その方の生活に合わせて相談させていただきたいところです。

間隔の目安は、白髪の量や伸びる速さで変わります。「気になったら早めに染める」より、サロンで一度、ご自分に合う間隔を決めておくほうが、結果的に髪はもちます。当日にご相談いただければ、その場で一緒に組み立てます。

そしてもうひとつ。色もちは、髪と頭皮の状態そのものにも左右されます。表面が荒れている髪は、染料を留めておく力が弱くなります。だから染める前に整えておくことが、そのまま色もちにつながります。HARUで染める前のヘッドスパをおすすめしているのは、こうした理由からです。頭皮ケアのページもあわせてご覧ください。

この記事のまとめ

  • 染めた色は、洗うたび・日に当たるたびに少しずつ外へ出ていく
  • 夏は日ざし・洗浄力・お湯の温度の3つが重なり、抜ける速さが上がる
  • 赤茶けて見えるのは、かぶせた色が先に薄くなり、もとの赤みが表に出るため
  • 染めた日から2週間は、当日洗わない・ぬるめのお湯・おだやかなシャンプー・乾かして寝る
  • 回数を増やす前に、根元だけの回と全体の回を分けて、頭皮の負担を散らす

まずは1回、状態を見てみる

サロンで髪と頭皮の状態を見ながら色の相談をするイメージ

色もちの話は、髪だけを見ていても答えが出ないことがあります。頭皮の状態、洗い方、乾かし方、そして日ざし。そのどれが効いているのかは、実際に見せていただくとはっきりします。

¥1,000の頭皮診断+カウンセリング+ヘッドスパ(60分)は、いまの状態を知るための入口です。マイクロスコープで頭皮をご一緒に見ながら、次に染めるまでの過ごし方まで具体的にお話しします。施術への移行を強要することは一切ございません。「今日は相談だけ」で大丈夫です。

髪と一緒にお肌も気になっているという方は、同じ日にまとめて整える同日ケアという選び方もあります。宇美町・糟屋郡から通いやすい完全予約制のサロンです。

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※ 美容室HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。医療行為や特定の変化を保証するものではなく、感じ方には個人差があります。

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