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夏の終わりの髪が、ごわつく・きしむ|手ざわりが変わる理由と、戻していく順番

8月後半になると、髪の手ざわりがごわごわしてくる。宇美町の頭皮ケアサロンHARUが、夏の終わりに髪がごわつく3つの理由と、やりがちな逆効果のケア、今日から手ざわりを戻していく順番を40〜60代の方に向けてお伝えします。

夏の終わりの髪が、ごわつく・きしむ|手ざわりが変わる理由と、戻していく順番

シャンプーのとき、指が引っかかる。乾かしたあとに広がって、毛先を触るとざらついている。同じシャンプーを使っているのに、6月と手ざわりが違う。

8月の後半、サロンでよくうかがうのが、この手ざわりの話です。「切ってもらったばかりなのに、なんだかごわごわする」「トリートメントをしても、翌日にはもう戻っている」。宇美町のHARUでも、この時期のカウンセリングはここから始まることが多くあります。

先にお伝えしておきたいのは、夏の終わりに髪が変わって感じるのは、あなたのお手入れが足りなかったからではないということです。夏という季節そのものが、髪の表面に負担をかける条件をいくつも重ねています。

この記事では、夏の終わりに髪がごわつく理由と、今日から手ざわりを戻していく順番をお伝えします。

夏の終わりに、髪の手ざわりが変わる理由

夏のあいだに髪の手ざわりが変わっていくイメージ

まず知っておいていただきたいのが、髪は、いちど生えたあとは自分で元に戻る力を持たないということです。

お肌は毎日少しずつ新しく入れ替わります。日に当たっても、時間をかけて落ち着いていきます。けれど髪の毛は、頭皮から出た時点で細胞としての働きを終えています。だから受けた負担は消えずに、そのまま毛先に積み重なっていきます。

肩につくくらいの長さの方なら、毛先はおよそ2年前に生えた髪です。つまり今の毛先は、去年の夏も、その前の夏も越えてきています。8月の毛先がいちばんつらい状態になるのは、当然のことなのです。

ご自分の毛先がどれくらい前の髪なのかは、長さでおおよその見当がつきます。

  1. あごの下くらいのボブなら、毛先はおよそ1年半前に生えた髪です。
  2. 肩につくセミロングなら、およそ2年前になります。
  3. 胸のあたりまでのロングなら、3年から4年前ということになります。

髪が長い方ほど、毛先は多くの夏を越えてきています。「根元は元気なのに、毛先だけ手ざわりが違う」と感じるのは自然なことで、根元と毛先では、そもそも経てきた時間がまるで違うのです。だから同じお手入れをしても、同じようには応えてくれません。毛先には毛先の扱い方があります。

そしてもうひとつ。手ざわりの変化は、じわじわ進むので気づきにくいという性質があります。毎日少しずつなので、途中では分かりません。ところが季節の変わり目に、まとめて自覚することになります。「急にごわついた」と感じる方が多いのは、このためです。

💡 豆知識 髪は1か月に約1cmずつ伸びます。肩の長さの毛先は、生えてから2年ほど経った髪です。今日感じているごわつきは、この夏だけの結果ではなく、いくつかの夏を越えてきた積み重ねでもあります。

ごわつきの正体は、髪の表面に起きた3つのこと

髪の表面に起きている変化をあらわしたイメージ

髪の表面は、うろこのような層が重なってできています。この層がきれいに寝ていると、指はなめらかにすべります。反対に層がめくれたり欠けたりすると、指が引っかかり、あの「ごわつき」として感じられます。

夏の終わりにこの層が乱れやすいのには、次の3つの理由があります。

  1. 日ざしを長い時間受けている。 髪はどこにも隠れていません。帽子をかぶっていても、はみ出した部分や表面は日ざしを受け続けます。分け目のあたりや頭のてっぺんは、顔よりも長い時間、真上から光を受けている部分です。ここが乾いてざらつきやすくなります。
  2. 洗い方が強くなっている。 汗と皮脂が気になると、どうしても洗浄力の強いものを選び、しっかり泡立て、回数も増えます。頭皮にとって必要な洗浄でも、毛先にとっては必要以上に洗われていることがあります。
  3. 濡れたまま・こすれたままの時間が長い。 濡れた髪は表面の層が開いていて、いちばんデリケートな状態です。汗で湿ったまま結んだり、乾かしきらずに寝たりすると、その状態でこすれ続けます。夏はこの時間が長くなりがちです。

この3つは、どれも生活のなかで自然に起きることです。だからこそ、意識しないと毎年くり返します。日に当たったあとのケアについては、日に当たったあとの頭皮と髪に。夏の後半こそ大切な「あとのケア」でも詳しくお伝えしています。

よかれと思って、かえってごわつかせている3つのこと

ケアのつもりが負担になっている場面のイメージ

ごわつきを感じたとき、多くの方がすぐに手を打ちます。その気持ちはとてもよく分かるのですが、急ぐほど遠回りになりやすいケアもあります。よくお見かけするのが次の3つです。

  1. トリートメントを重ねてつける。 量を増やせば手ざわりが戻る気がしますが、髪が受け取れる量には限りがあります。あまった分は表面に残り、べたついたり、翌日の広がりにつながったりします。大切なのは量よりも、つける場所です。
  2. 引っかかるところを、無理にとかす。 乾いた毛先が引っかかると、つい力を入れてブラシを通したくなります。けれど引っかかっている部分は、すでに表面が弱っているところです。ここに力を加えると、枝毛や切れ毛が増える方向に進みます。
  3. 熱いお湯で、長く流す。 さっぱりするので夏はお湯の温度が上がりがちです。ただ、熱いお湯は必要な皮脂まで流してしまいます。38度くらいのぬるめのお湯で、その代わり時間をかけて流すほうが、髪にも頭皮にも穏やかです。

そして、夏ならではのものがもうひとつあります。毎日、同じ位置で髪を結ぶことです。

暑い時期は、どうしても髪をまとめます。この時期のご相談で意外と多いのが、結び目のあたりだけ切れてしまうというお悩みです。同じところにゴムが当たり続けると、その一点に力が集中します。汗で湿ったまま結ぶと、負担はさらに大きくなります。

対策はむずかしくありません。結ぶ位置を、日によって少し上下にずらしてください。それだけで力の当たる場所が散ります。あわせて、ゴムは細いものより、面のある布状のものを選ぶと、当たりがやわらかくなります。結んだまま眠る方は、ゆるめにまとめ直してからおやすみになると安心です。

もうひとつだけ加えるなら、ごわついた毛先を切らずに引きのばそうとしないことです。表面が欠けてしまった毛先は、手ざわりだけを元に戻すことがむずかしい部分です。数ミリでも切ってしまったほうが、その日から指どおりが変わります。

🌿 今日のワンポイント ごわつきを感じたら、まず足すのではなく引くことから考えてみてください。お湯の温度を下げる、こする時間を減らす、乾かさずに寝る日をなくす。足すケアより先に、負担を減らすほうが早く手ざわりに出ます。

手ざわりを戻していく順番は「洗う前・洗う・乾かす」

洗う前・洗う・乾かすの順番をあらわしたイメージ

では、何から変えればよいのか。おうちでできることを、順番どおりに3つに整理します。全部を一度にやらなくてかまいません。上から1つずつで十分です。

  1. 洗う前に、乾いた状態でとかす。 お風呂に入る前に、毛先からゆっくりほぐしておきます。もつれたまま濡らすと、洗っているあいだじゅう絡まり続けます。この30秒があるだけで、洗うときの引っかかりが減ります。
  2. 洗うときは、頭皮を洗って、毛先は流れる泡にまかせる。 シャンプーは頭皮のためのものです。指の腹で頭皮を動かすように洗い、毛先はゴシゴシせず、すすぎのときに流れる泡で洗われれば十分です。すすぎの目安は、洗った時間よりも長くとること。すすぎについてはそのすすぎ、本当に足りていますか?でくわしくお伝えしています。
  3. 乾かすときは、根元から乾かして、毛先は最後に。 毛先から乾かすと、毛先だけが乾ききって根元が濡れたまま残ります。根元7割・毛先3割のつもりで風を当ててください。当て方は毛先ばかり乾かしていませんか?にまとめています。

この3つは、どれも新しく買うものがありません。順番を変えるだけです。まず1週間、これだけを続けてみてください。手ざわりの変化は、だいたい7日から10日で気づく方が多いところです。

そのうえで洗い流さないトリートメントを使うなら、つける場所と量にコツがあります。この話は、今週の別の記事であらためてお伝えします。

今の毛先は変えられても、これから生える髪は頭皮から

頭皮と、これから生えてくる髪の関係をあらわしたイメージ

ここまでは、いま生えている髪の手ざわりの話でした。最後に、少し先の話をさせてください。

今の毛先は、過去に生えた髪です。おうちケアやサロンでのケアで手ざわりを整えることはできますが、生えたときの状態そのものを変えることはできません。変えられるのは、これから生えてくる髪のほうです。

そして、これから生えてくる髪が出てくる場所が頭皮です。夏のあいだ、頭皮は汗と皮脂、日ざし、冷房の乾燥、そして暑さによる疲れを受け続けてきました。この時期の頭皮は、かたくこわばっている方が本当に多いのです。頭皮のこわばりについては夏の頭皮は、こわばっているでお伝えしています。

秋になると、夏に受けた負担が抜け毛という形で出てきます。8月から9月にかけては、その前に頭皮を整えておける、ちょうどいい時期です。夏モードからの切り替え全体は8月はヘアケアの「秋支度」にまとめました。

このとき、抜け毛の本数を数えて不安になる方がいらっしゃいます。けれど大切なのは本数よりも、抜けた毛の状態です。根元に白い部分があって、しっかりした太さのまま抜けているなら、寿命を終えた自然な抜け毛です。数え方と見分け方は抜け毛は1日何本まで?にまとめました。毎日数える必要はありません。

もうひとつ、手ざわりと頭皮はつながっています。頭皮がかたくなると、髪の立ち上がりが弱くなります。立ち上がりが弱いと、同じ髪の量でもぺたんとして見え、表面のごわつきも目立ちやすくなります。「手ざわりの話だと思っていたのに、見た目の話でもあったんですね」とおっしゃる方は少なくありません。

HARUでは、頭皮の状態をマイクロスコープでご一緒に見るところから始めます。ご自分の頭皮を画面で見ていただくと、「毛先の話だと思っていたけれど、根元だったんですね」とおっしゃる方が少なくありません。頭皮ケアのページもあわせてご覧ください。

この記事のまとめ

  • 髪は生えたあとに元へ戻る力を持たないため、夏の負担はそのまま毛先に残る
  • 夏のごわつきは、日ざし・強い洗い方・濡れたままの摩擦という3つが重なって起きる
  • 足すケアより先に、お湯の温度を下げる・こすらないなど負担を引くケアが効く
  • おうちでは「洗う前にとかす・頭皮を洗う・根元から乾かす」の順番で1週間
  • いま生えている髪は整えられても、これから生える髪は頭皮の状態で決まる

まずは1回、状態を見てみる

サロンで頭皮の状態をマイクロスコープで一緒に確認するイメージ

手ざわりの変化は、放っておくと毎年くり返します。けれど、どこでつまずいているのかが分かれば、変えられることは意外とたくさんあります。

¥1,000の頭皮診断+カウンセリング+ヘッドスパ(60分)は、いまの状態を知るための入口です。マイクロスコープで頭皮をご一緒に見て、毛先の状態も手に取って確かめながら、あなたの生活のなかで続けられるケアをお話しします。施術への移行を強要することは一切ございません。「自分の髪と頭皮を見てみたい」という気持ちだけで、お気軽にお越しください。

髪も肌も気になっているという方は、同じ日にまとめて整える同日ケアという選び方もあります。宇美町・糟屋郡から通いやすい完全予約制のサロンです。

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※ 美容室HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。医療行為や特定の変化を保証するものではなく、感じ方には個人差があります。

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