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9月の抜け毛は、いつまで続く?|慌てないための3か月の考え方

9月に入ると排水口の抜け毛が増えます。秋の抜け毛はいつ始まっていつ落ち着くのか、その間にやること・やらないことを、宇美町の頭皮ケアサロンHARUがお伝えします。

9月の抜け毛は、いつまで続く?|慌てないための3か月の考え方

9月に入りました。福岡はまだ暑い日が続いていて、日中は真夏とほとんど変わらない体感の日もあります。

それなのに、お風呂場だけは、8月までと様子が違ってくる時期です。

「排水口にたまる毛の量が、なんだか増えた気がする」 「ブラシに絡む毛を見て、思わず手が止まった」 「家族に見られたくなくて、こっそり流している」

サロンで9月にいちばん多くいただくのが、このご相談です。しかも、多くの方が同じことをおっしゃいます。怖くて、誰にも言えなかった。 そう打ち明けてくださる方が、本当に多いのです。

暑さは続いているのに、髪の悩みだけが先に秋になる。これが9月という月の、ちょっと意地悪なところです。

この記事では、秋の抜け毛がいつ始まっていつ落ち着くのか、そしてその3か月のあいだに、やったほうがいいこと・やらないほうがいいことをお伝えします。

排水口の抜け毛が増えるのは、9月です

9月に抜け毛が増える時期を落ち着いて見通すイメージ

まず知っておいていただきたいのは、9月に抜け毛が増えるのは、あなただけに起きていることではない、ということです。

理由はいくつも重なっています。夏のあいだ、頭皮は紫外線を浴び続けました。エアコンの効いた部屋と屋外の温度差に、毎日さらされました。汗をかき、皮脂が出て、それを落とすために洗う回数も増えました。食欲が落ちて、そうめんやアイスコーヒーで済ませた日もあったかもしれません。眠りも浅くなりがちでした。

そのすべてが、髪をつくる土台である頭皮に、少しずつ積み重なっています。

そして髪には、生えて・伸びて・抜けて・また生えるという生え変わりのめぐりがあります。夏に受けた負担の影響が、このめぐりの時間差を経て、表に出てくるのがちょうど9月から10月なのです。

夏の疲れが8月末に出るのではなく、少し遅れて9月に出る。だから「夏はもう終わったはずなのに、なぜ今?」という感覚のズレが起きます。

💡 豆知識 秋の抜け毛は「今日の生活が悪いから」ではなく、7月・8月に積み重なったものが、時間差で表に出てきたものです。だからこそ、今からのケアは「今の抜け毛を止める」ためではなく、「これから生えてくる髪の土台を整える」ために行います。

もうひとつ、季節そのものの要因もあります。動物が季節の変わり目に毛が生え変わるように、人の髪にも秋に抜ける量が増える傾向があることは、昔からよく知られています。私たちも、毎年9月になるとご相談が増えるのを、サロンの現場で実感しています。

つまり、9月の抜け毛には「あなたの体質だから」では説明できない、季節の分がしっかり含まれているということです。

秋の抜け毛には、始まりと終わりがあります

秋の抜け毛に始まりと終わりがあることを表すイメージ

ご相談を受けていていちばん強く感じるのは、多くの方がこのまま増え続けるのではないかという不安の中にいらっしゃる、ということです。

抜け毛が怖いのは、量そのものより「終わりが見えないこと」なんですね。減っていく一方に思えるから、鏡を見るのがつらくなる。

けれど、秋の抜け毛には、だいたいの時期があります。

  1. 8月の終わりごろから、少しずつ増え始めます。 気づくのはたいてい、シャンプーのときか、朝のブラッシングのときです。
  2. 9月から10月にかけてが、いちばん多い時期です。 排水口の毛の量に驚くのは、この2か月に集中します。
  3. 11月に入るころから、少しずつ落ち着いていく方が多くなります。 「そういえば最近気にしていなかった」と、後から気づくような落ち着き方をします。

もちろん、感じ方には個人差がありますし、ぴったりこの通りにいくわけではありません。それでも、「9月から11月あたりの話」という見通しを持っているかどうかで、この3か月の心の負担はまったく変わります。

終わりのない下り坂だと思って歩くのと、「あと少しでゆるやかになる坂だ」と分かって歩くのとでは、同じ道でも疲れ方が違います。

そしてもうひとつ大切なのは、抜けた場所には、次の髪が生えてくる準備が始まっているということです。抜け毛は「減る」だけの現象ではなく、生え変わりのめぐりの一部でもあります。だからこの時期にやる価値があるのは、抜けるのを必死に止めようとすることではなく、これから生えてくる髪のために、頭皮という土台を整えておくことなのです。

慌てたときに、やりがちな3つのこと

慌ててケアを増やさず一つずつ見直すイメージ

不安になったとき、人はつい何かをしたくなります。その気持ちは、とてもよく分かります。

ただ、秋の抜け毛のご相談を受けていると、よかれと思ってやったことが、かえって頭皮の負担になっているケースに、たびたび出会います。よくある3つを挙げます。

  1. シャンプーの回数を減らしてしまう。 「洗うと抜けるから」という理由です。けれど、シャンプーで抜ける髪は、もともと抜ける準備ができていた髪であることがほとんどです。洗わずにいると皮脂や汚れが残り、これから生えてくる髪の土台にとってはむしろ不利になります。回数はいつも通りで大丈夫です。
  2. 強くブラッシングしたり、力いっぱいマッサージしたりする。 「頭皮を刺激したほうがいい」と聞いて、力を込めてしまう方が多いのですが、爪を立てたり、ゴシゴシこすったりすると頭皮が傷みます。頭皮は、お顔と同じくらいやさしく扱っていい場所です。指の腹で、痛くない強さで。これが基本です。
  3. 頭皮用のアイテムを、一度に何種類も足す。 ローション、サプリメント、ブラシ、シャンプーの総入れ替え。全部を同時に始めると、もし合わないものがあっても、どれが合わなかったのか分からなくなります。変えるなら、ひとつずつ。1か月ほど様子を見てから次へ、が確実です。

🌿 今日のワンポイント 抜け毛が気になる時期こそ、やることを増やすより、力を抜くほうが正解です。洗う回数はそのまま、力加減だけをやさしく。それだけで頭皮の負担はぐっと減ります。

もうひとつだけ。この時期は、鏡の前で分け目を何度も確認したくなります。けれど毎日見ていると、光の当たり方や乾かし方のちがいだけでも「増えた」「減った」と感じてしまい、気持ちが振り回されてしまいます。

見るのは週に1回、同じ場所・同じ明るさでと決めておくほうが、ずっと落ち着いて向き合えます。

9月・10月・11月、月ごとにやることを決めておく

9月から11月まで月ごとのケアを決めるイメージ

「何かしなくては」という気持ちを、そのまま置いておくと不安になります。それなら、3か月ぶんのやることを先に決めてしまうのがおすすめです。

決めておけば、迷わなくて済みます。

  1. 9月は「土台のリセット」から。 夏のあいだに頭皮にたまったものを、いったん整えることから始めます。ここでいうリセットは、強い洗浄のことではありません。すすぎを長くとる、乾かし方を見直す、といった毎日の基本を、ていねいにやり直すことです。
  2. 10月は「続ける」月。 いちばん抜ける時期と重なるので、いちばん心が折れやすい月でもあります。新しいことは足さず、9月に整えたやり方を淡々と続けてください。この時期の抜け毛は、9月までの積み重ねの結果であって、10月のケアが効いていないという意味ではありません。
  3. 11月は「比べる」月。 落ち着いてきたかどうかを、9月の状態と比べて確かめます。写真を撮っておくと分かりやすいです。ここで「そういえば減ったな」と思えたら、来年の夏の過ごし方も変わってきます。

このうち、いちばん大事なのは9月です。この記事を読んでいる今が、ちょうどその9月にあたります。

具体的に何をするかは、抜け毛が気になり始めたら|今日からのおうちケアと、サロンでの整え方でくわしくお伝えしています。洗い方・乾かし方の基本は、そちらをあわせてお読みください。

また、なぜ夏の負担が秋に出るのかという仕組みについては、その秋の抜け毛、夏の頭皮から始まっていますにまとめています。

この時期だけの、髪型と分け目の工夫

分け目を少し変えて根元を立ち上げるイメージ

3か月をやり過ごすあいだ、見た目のほうを少し工夫しておくと、気持ちがずいぶん楽になります。これは美容室ならではのお話です。

抜け毛が多い時期は、髪の量そのものより「地肌が見えること」で気持ちが沈みます。そこだけなら、手の加えようがあります。

  1. 分け目を、いつもと反対側にずらしてみる。 何年も同じ場所で分けていると、そのラインの髪はいつも同じ方向に倒れ、根元が寝たままになります。1センチずらすだけで、根元が立ち上がって地肌の見え方が変わります。この時期にいちばん手軽で、いちばん変化が分かるのがこれです。
  2. 乾かすとき、根元を起こす向きに風を当てる。 生えぐせに逆らう向きから風を入れて、乾いてから戻します。これだけで、てっぺんのぺたんとした感じがやわらぎます。
  3. 重いスタイリング剤は、この時期だけ量を控える。 つけすぎると根元が寝てしまい、実際より少なく見えてしまいます。つけるなら、根元を避けて中間から毛先へ。
  4. 明るすぎる白髪染めより、少し落ち着いた色を選ぶ。 髪の色と地肌の色の差が大きいほど、地肌は目立ちます。真っ黒に近づけるより、やわらかい暗さのほうが、透け感はまぎれます。

🌿 今日のワンポイント 抜け毛の時期は「増やす」ことばかり考えてしまいますが、同じ量でも、根元が立っているかどうかで見え方はまったく違います。 分け目を1センチずらす。今日からできて、費用もかかりません。

サロンで髪を切るときも、この時期は「軽くして動きを出す」より「根元が立ちやすい長さに整える」ほうが、結果として量が多く見えます。担当者に「いま抜け毛が気になっている」と伝えていただければ、それに合わせた切り方をご提案できます。言いにくいことかもしれませんが、伝えていただいたほうが、できることが増えます。

ボリュームや分け目のお悩みそのものについては、40代から「分け目・ボリューム」が気になり始めたらにくわしくまとめています。

「季節のもの」と言い切れないサイン

季節だけでは判断しにくい変化を相談するイメージ

ここまで「秋の抜け毛は季節のもの」とお伝えしてきましたが、すべてがそうだと決めつけるのも、また違います。

次のような場合は、季節だけでは説明がつきにくいので、いちど立ち止まって考えてみてください。

  1. 11月を過ぎても、抜ける量が落ち着かない。 秋の分であれば、ゆるやかに落ち着いていく方が多くなります。
  2. 抜ける場所が、一部分にかたよっている。 全体的にまんべんなくではなく、特定の場所だけ地肌の見え方が変わってきた場合です。
  3. 抜けた毛が、極端に短い・細いものばかり。 伸びきる前に抜けている毛が多いということになります。
  4. かゆみ・赤み・強いフケなど、頭皮そのものの状態が気になる。 これは抜け毛とは別に、頭皮の状態として見たほうがよいサインです。

わたしたちは美容室であって医療機関ではありませんので、診断はできません。上記のように頭皮そのものの状態が続けて気になる場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。

そのうえで、「季節の分なのか、そうでないのか、自分では判断がつかない」というときこそ、一度、頭皮を見てみるという選択があります。ご自身の目では見えない場所ですから、見えないまま悩み続けるのが、いちばんつらいのです。

抜け毛の本数の目安については、抜け毛は1日何本まで?夏の終わりに知っておきたい、抜け毛の見分け方もあわせてどうぞ。

この記事のまとめ

秋の抜け毛との向き合い方をまとめたイメージ

  • 9月に抜け毛が増えるのは、7月・8月の負担が時間差で表に出てくるため。今日の過ごし方のせいではありません。
  • 秋の抜け毛は9月から10月がいちばん多く、11月ごろから落ち着いていく方が多い。終わりのない現象ではありません。
  • 慌ててやりがちなのは、洗う回数を減らす・力を入れすぎる・アイテムを一度に足すの3つ。どれも頭皮の負担になります。
  • 9月は土台のリセット、10月は続ける、11月は比べる。3か月ぶんを先に決めておくと迷いません。
  • 11月を過ぎても落ち着かない、一部分だけ気になる、頭皮に赤みやかゆみがある場合は、医療機関にご相談ください。

まずは1回、状態を見てみる

完全予約制のサロンで頭皮の状態を相談するイメージ

抜け毛の不安は、放っておくと毎日少しずつ心をけずっていきます。けれど、自分の頭皮がいまどんな状態なのかが分かるだけで、ずいぶん気持ちが軽くなる方が多いのも事実です。

美容室HARUでは、頭皮診断+カウンセリング+ヘッドスパを、初回限定 ¥1,000(60分)でご用意しています。マイクロスコープで頭皮の状態を一緒に見ながら、いまの季節にあった向き合い方をお話しします。

その場で施術やコースへ進むことを、こちらからお勧めすることはありません。「自分の頭皮を見てみたい」という気持ちだけで、お気軽にお越しください。 宇美町の完全予約制のプライベートサロンですので、人目を気にせずご相談いただけます。

秋の入口に一度見ておくと、11月に「比べる」ことができます。今年の秋を、来年のための記録にしてしまいましょう。

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頭皮ケアについてくわしくは スカルプケア のページを、髪と肌をおなじ日にまとめて整える過ごし方については 同日ケア のページをご覧ください。

※ 美容室HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。医療行為や特定の変化を保証するものではなく、感じ方には個人差があります。

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