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抜け毛は1日何本まで?夏の終わりに知っておきたい、抜け毛の見分け方|宇美町HARU

排水口の髪の量が増えた気がする——その不安に、本数だけで答えを出すのは難しいものです。宇美町の頭皮ケアサロンHARUが、1日の抜け毛の目安と、数えるより大切な「いつ・どんな髪が抜けているか」の見方をお伝えします。

抜け毛は1日何本まで?夏の終わりに知っておきたい、抜け毛の見分け方|宇美町HARU

夏の終わりが近づくと、決まって増えるご相談があります。「排水口の髪が、なんだか増えた気がするんです」。

そう話される方に、私はいつも同じことをお聞きします。「それは、何本くらいでしたか」。すると、ほとんどの方が少し困った顔をされます。数えたわけではないけれど、いつもより多い気がする。その、はっきりしない不安がいちばんつらいのだと思います。

抜け毛の話は、数字だけで白黒つけようとすると、かえって苦しくなります。同じ本数でも、洗った日と洗わなかった日では違いますし、髪の長い方と短い方でも見え方が変わるからです。

この記事では、1日に抜ける髪の本数の目安と、本数を数えるより、ずっと役に立つ見分け方をお伝えします。夏の終わりのこの時期に知っておくと、これから数か月をおだやかな気持ちで過ごせるはずです。

「1日50〜100本」は、多いのか少ないのか

抜け毛の本数の目安をあらわしたイメージ

まず、よく言われている目安からお伝えします。髪の毛は、大人の頭にだいたい10万本ほどあるといわれています。そして、健康な状態でも1日に50〜100本ほどは自然に抜けるとされています。

10万本のうちの100本。割合にすると、1日あたり0.1%です。数字で見ると、思ったより小さな数だと感じられるかもしれません。

けれど、実際に排水口や枕の上でその100本を見ると、印象はまるで違います。まとまった髪の束に見えるからです。とくに肩より長い髪の方は、1本1本が長いぶん、同じ本数でも量が多く見えます。

💡 豆知識 髪には「伸びる時期」「変わり目の時期」「休む時期」というめぐりがあります。伸びる時期は数年続き、その役目を終えた髪が抜けて、また新しい髪に入れ替わります。抜けること自体は、めぐりが動いている証拠でもあるのです。

ここで大事なのは、この数字はあくまで目安だということです。50本の方もいれば、120本の方もいます。もともとの髪の本数も、太さも、生えかわりのペースも、人それぞれ違うからです。

ちなみに、髪の長さでも見え方は変わります。同じ100本でも、ショートの方の100本とロングの方の100本では、排水口での見え方がまったく違います。髪を伸ばした年に「増えた気がする」と感じる方が多いのは、このためです。

ですから「100本を超えたから異常」と考える必要はありません。むしろ、毎日数えて一喜一憂することのほうが、心の負担になってしまいます。私がお客様に「数えなくていいですよ」とお伝えするのは、そのためです。

数えるより、「いつ抜けたか」を見る

シャンプー時と朝の枕で抜け毛を見るイメージ

では、何を見ればいいのか。私がおすすめしているのは、「いつ抜けたか」に目を向けることです。

1日に抜ける髪のうち、いちばん多く出るのはシャンプーのときです。すでに抜ける準備ができていた髪が、洗うという動きでまとめて外れるからです。1日分の抜け毛の半分以上が、この時間に出ると考えると分かりやすいと思います。

だから、こんなことが起こります。

昨日は忙しくて洗えなかった。今日洗ったら、いつもの倍あった。 これは、2日分がまとめて出ただけのことが多いのです。旅行から帰った日や、体調を崩して数日洗えなかったあとも同じです。

朝、枕に髪がついていた。 寝ている間の寝返りで、外れる準備のできていた髪が落ちたものです。枕カバーの色が濃いほど目立つので、ここでも印象は大きくなります。

ブラッシングのときに、まとまって抜けた。 ブラシに絡んだまま残っていた髪が、一緒に出てくることがあります。数日ぶりにブラシを使った日ほど、多く見えます。

日中、髪を触ったら指についてきた。 これは一日のあいだ、少しずつ起きていることです。そして気になり出すと、何度も髪を触ってしまいます。触る回数が増えると、そのぶん抜け毛を見つける回数も増える——この面も、知っておいて損はありません。

🌿 今日のワンポイント 気になるときは、毎日ではなく「週に1回、同じ曜日のシャンプーのとき」だけ見るようにしてください。条件をそろえると、増えたのか、いつもどおりなのかが分かりやすくなります。

比べるなら、条件をそろえる。これは体重計に乗るときと同じ考え方です。バラバラの条件で見た数字は、増えたか減ったかを教えてくれません

抜けた髪そのものを、いちど見てみる

抜けた髪の長さと太さを見比べるイメージ

本数の次に見ていただきたいのが、抜けた髪そのものです。ここに、いちばん多くのことが表れます。手のひらに数本のせて、明るいところで見てみてください。

見るところは、たった2つです。長さと、太さです。

しっかり長く育った髪が抜けている場合。 これは、役目を終えた髪が入れ替わっている、自然なめぐりであることが多いです。今まで何年もかけて伸びてきた髪が、次の髪に場所をゆずったということです。

短くて、細くて、やわらかい髪が目立つ場合。 こちらは、少し気にとめておきたいサインです。育ちきる前に抜けている髪が増えている可能性があるからです。1本や2本ではなく、手にとった髪の中でその割合が増えてきたときが、目を向けるタイミングになります。

もうひとつ、分かりやすい見方があります。毛先です。毛先が細くとがっている髪は、一度もはさみを入れていない、まだ短い期間しか伸びていない髪です。それが増えているなら、髪が長く育ちきる前に入れ替わっている、と考えられます。

もうひとつ、混ざりやすいものがあります。切れ毛です。

抜けた髪と切れた髪は、手のひらにのせただけでは似ています。けれど意味はまったく違います。抜けた髪は根元から外れたもの、切れ毛は途中で切れてしまったものだからです。

見分けるときは、両方の端を見てください。片方の端だけが少しふくらんで見えるなら、根元から抜けた髪です。両端とも同じ細さで、ぷつりと切れたように見えるなら、切れ毛の可能性があります。

切れ毛が多いときに見直すのは、頭皮ではなく髪の扱い方のほうです。濡れたままブラシを通していないか。毎日同じ位置できつく結んでいないか。ドライヤーの熱を一か所に当て続けていないか。原因が違えば、するべきことも変わります。

サロンで頭皮を高倍率の顕微鏡で見せていただくと、ここがはっきり分かります。1つの毛穴から2〜3本が元気に伸びている方と、1本だけ細く伸びている方では、全体の印象が変わってきます。ご自身の目では見えない部分なので、一度見ておくと基準ができるのがいちばんの利点です。

なぜ髪が細くなっていくのかについては、40代から髪のボリュームが減る本当の理由にくわしくまとめています。

夏の終わりに増えやすいのは、なぜか

夏の負担が秋にあらわれることをあらわしたイメージ

さて、ここまで読んで「やっぱりこの時期に増えている気がする」と思われた方。その感覚は、まちがっていないことが多いです。

夏の終わりから秋にかけて、抜け毛が増えたと感じる方は多いです。サロンでも、8月の後半から9月にかけて、このご相談がいちばん増えます。

理由はいくつも重なっています。紫外線を浴び続けた頭皮、汗と皮脂が増える環境、冷房による乾きと冷え、寝苦しさによる眠りの浅さ、そして食欲が落ちたぶんの栄養不足。どれもこの夏、頭皮が受けてきたものです。

ここで知っておいていただきたいのは、頭皮への負担は、その日のうちには現れないということです。髪は毎日少しずつ育つものなので、夏に受けた影響が形になって出てくるのは、少し先になります。今の抜け毛は、7月や8月の過ごし方の答え合わせのようなものだと考えてください。

宇美町でも、8月はいちばん日ざしの強い時期が続きます。そこにお盆の来客やお出かけが重なると、生活のリズムそのものが乱れやすくなるのもこの時期です。髪のことまで気を回す余裕がなくなるのは、むしろ自然なことだと思います。

だからこそ、この時期にすることは少なくていいと考えています。何かを新しく足すより、いま受けている負担をひとつ減らすほうが先です。

裏を返せば、今から整えたことの結果も、少し先に出てくるということです。だから、この時期の頭皮ケアには意味があります。夏の頭皮に何が起きているかは、その秋の抜け毛、夏の頭皮から始まっていますにまとめました。

食事と眠りの整え方については、秋の髪は、夏の食卓で決まるをあわせてお読みください。土台が整っていないところにケアだけを足しても、変化は感じにくいというのが、毎日お客様を見ていての実感です。

こんなときは、自己判断せずご相談を

相談するタイミングをあらわしたイメージ

最後に、正直にお伝えしておきたいことがあります。

抜け毛には、美容室でお手伝いできる範囲と、そうでない範囲があります。次のような様子があるときは、まず皮膚科など医療機関にご相談ください。

  • 地肌に、丸く髪のない部分ができている
  • 短い期間で、あきらかに量が変わった
  • 頭皮に赤み、痛み、強いかゆみ、じゅくじゅくした部分がある
  • 髪だけでなく、体調にも気になる変化がある

HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。ですから、お約束できることには限りがあります。できないことをできると言わないのが、長くお付き合いいただくための最低限だと考えています。

そのうえで、サロンでお手伝いできることもあります。今の頭皮の状態を一緒に見ること。汚れや皮脂のたまり方をリセットすること。かたくなった頭皮をゆるめること。そして、ご自宅でのケアの見直しを一緒に考えること。頭皮をすこやかに整えるという部分です。

おうちでできることは、抜け毛が気になり始めたら|今日からのおうちケアと、サロンでの整え方にまとめています。

そして、もしご相談に来ていただけるなら、ひとつだけお願いがあります。いつごろから気になり始めたかを、だいたいでかまわないので思い出しておいてください。

半年前からなのか、この夏に入ってからなのか。それだけで、お伝えできることがずいぶん変わります。急に変わったものと、少しずつ変わってきたものでは、背景が違うからです。以前の写真が残っていれば、なお分かりやすくなります。

この記事のまとめ

  • 1日に抜ける髪は50〜100本ほどが目安。個人差が大きいので、数えて一喜一憂しなくていい
  • 抜け毛の半分以上はシャンプーのときに出る。洗わなかった翌日に増えるのは自然なこと
  • 比べるなら「週に1回、同じ曜日のシャンプー時」と条件をそろえる
  • 本数より、抜けた髪の長さと太さを見る。短く細い髪の割合が増えたときが、目を向けるタイミング
  • 丸く抜けた部分、急な変化、赤みや痛みがあるときは、まず医療機関へ

まずは1回、自分の頭皮を見てみることから

抜け毛の不安は、数が分からないことより、状態が分からないことから来ています。見えないものは、実際より大きく感じられるものだからです。

HARUの頭皮診断+カウンセリング+ヘッドスパ(¥1,000/60分)では、高倍率の顕微鏡でご自身の頭皮をモニターに映し、一緒に見ていきます。毛穴の様子、1つの毛穴から生えている本数、皮脂のたまり方。ご自身の目で見ていただくと、多くの方が「思っていたよりちゃんとしていた」と、ほっとした顔をされます。

施術への移行を強要することは一切ございません。「自分の頭皮を見てみたい」という気持ちだけで、お気軽にお越しください。

頭皮ケアとフェイシャルを同じ日に整える同日エイジングケアや、頭皮ケアのご案内もあわせてご覧ください。

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※ 美容室HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。発毛・育毛・治療を保証するものではなく、効果には個人差があります。

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