8月からのスキンケアは「秋支度」で|夏の終わりのゆらぎ肌を、先回りして整える
秋になってから慌てるより、8月のうちに。夏の終わりの肌に起きていることと、落とし方・うるおいの重ね方の切り替えを、宇美町の頭皮ケア×フェイシャルサロンHARUが40〜60代の方へやさしくお伝えします。
「秋になると、急に肌の調子が分からなくなる」。毎年この時期を過ぎたころに、決まっていただくご相談です。
いつものお手入れをしているのに、なんとなくごわつく。ファンデーションののりが違う。夕方になると、頬のあたりがくすんで見える。ご本人にとっては、ある日突然そうなったように感じられます。
けれど、サロンでお肌を見せていただくと、その変化は九月に始まったものではないことがほとんどです。ほとんどの場合、きっかけは夏のあいだにあります。
だからこそ、八月なのです。この記事では、夏の終わりの肌に何が起きているのか、そして秋を待たずにお手入れをどう切り替えていけばいいのかを、順を追ってお伝えします。
夏の終わりの肌に、起きていること

八月のお肌には、いくつかのことが同時に起きています。
ひとつは、日ざしの積み重ねです。一日の外出でどうこうという話ではなく、六月・七月と浴びてきたものが、そろそろ表に出てくる時期にあたります。くすんで見える、キメが乱れて見えるという変化は、この積み重ねから来ていることが多いです。
もうひとつが、乾きです。汗ばんでいるので実感しにくいのですが、冷房の効いた部屋の空気は思っている以上に乾いています。表面はしっとりしているのに内側は乾いている——この状態についてはベタつくのに、内側は乾くにくわしくまとめました。
💡 豆知識 うるおいが足りない肌は、それを補おうとして皮脂を多めに出します。夏に「テカるのに乾く」と感じるのは、この行き来が起きているためです。
そして三つめが、お手入れが軽くなっていることです。暑い時期はさっぱりしたものを選び、重ねる量も自然と減ります。それ自体は季節に合った選び方なのですが、そのまま秋に入ると、乾き始める空気に対して手薄な状態で迎えることになります。
夏のあいだにこの三つが重なって、九月の「急に調子が分からない」につながります。逆に言えば、八月のうちに手を打てるということでもあります。
梅雨から夏にかけての肌のゆらぎについては、ベタつくのに、乾く。梅雨〜夏の大人の肌のゆらぎでもお伝えしています。あわせてご覧ください。
八月は「まだ夏」ではなく、「もう秋の入口」

サロンでよくお伝えしているのが、季節の変わり目は、暦より少し早いということです。
九月に入ってから秋のお手入れに替える方が多いのですが、そのころにはもう、空気は乾き始めています。乾いてから足すのと、乾く前に整えておくのとでは、そのあとの落ち着き方が違います。
これは髪や頭皮でも同じで、秋の抜け毛のご相談が集まるのは九月から十月ですが、きっかけは夏にあります。この考え方は秋の抜け毛を最小限に。「夏のうち」にできる頭皮の備えにまとめました。先回りするという発想は、髪も肌も同じです。
とはいえ、八月にいきなり冬のような重いお手入れに替える必要はありません。まだ汗はかきますし、日ざしもあります。替えるのではなく、少しずつ寄せていくというのが、この時期に合ったやり方です。
🌿 今日のワンポイント 八月にすることは二つだけです。落とし方をやさしくすることと、うるおいを一段だけ重ねること。順番はこのとおりに。
なぜ落とし方が先なのかというと、受け取る側の状態が整っていないところに何を重ねても、なじみにくいからです。次の項でくわしくお伝えします。
もう少し具体的に、一か月の進め方をお伝えしておきます。日付はあくまで目安ですので、その年の暑さとご自分の肌に合わせて前後させてください。
八月の上旬は、まだ夏のままで大丈夫です。 することは、いま使っているものを続けながら、洗ったあとのつっぱり感だけ気にしておくこと。ここで気づけると、あとがラクになります。
八月の中旬は、落とし方を見直す時期です。 お盆のころは外出も増え、日ざしを浴びる機会も多くなります。強い洗浄力のものを使っている方は、このあたりでやさしいものへ寄せていきます。
八月の下旬は、うるおいを一段足す時期です。 朝晩の空気が少し変わってくるころです。化粧水を二回に分ける、乾く場所だけ重ねる。この段階まで来ていれば、九月の入り口で慌てることはありません。
宇美町のあたりは、九月に入ってもしばらく暑さが残ります。だからこそ「まだ夏だから」と後回しにしやすいのですが、空気の乾きは、体感の暑さより先に始まります。
切り替えその1:落とし方を、やさしくする

夏のあいだ、多くの方が洗浄力の強いものを選んでいます。汗も皮脂も日焼け止めもありますから、それは自然なことです。
けれど、八月の後半に入ったら、ここを見直してみてください。日ざしを浴びてきた肌は、思っているより繊細になっています。そこに強い洗浄力を重ね続けると、必要なうるおいまで持っていかれます。
見分け方は簡単で、洗ったあとのつっぱり感です。洗顔のあと、何もつけずにいて数十秒で突っ張るようなら、いまの肌に対しては少し強いのかもしれません。さっぱりすることと、うるおいを奪うことは、別のことです。
もうひとつ気をつけたいのが、こする力です。日焼け止めをしっかり落とそうとして、つい時間をかけて指を動かしてしまいます。摩擦は、この時期の肌にとっていちばん避けたいものです。
指ではなく、うるおいを含んだものに落としてもらう。クレンジングは、なじませる時間を守れば、こすらなくても落ちます。
HARUではドクターリセラの無添加スキンケアをお取り扱いしています。石油系合成界面活性剤や合成香料などを使わない設計で、落としながらうるおいを守ることを考えた製品です。くわしくはドクターリセラのクレンジング&ソープ、無添加という考え方については「無添加」ってどういうこと?にまとめています。
💡 豆知識 洗顔で落とすべきものは、汚れと余分な皮脂だけです。うるおいの膜まで落としてしまうと、肌はそれを補おうとして、また皮脂を出します。
切り替えその2:うるおいを、一段だけ重ねる

落とし方を整えたら、次はうるおいです。ここでも、いきなり全部を替える必要はありません。いま使っているものに、一段だけ足すと考えてください。
いちばん手軽なのは、化粧水の重ねづけです。一度に多くつけるのではなく、少量を二回に分けます。一回目がなじんでから二回目をつけると、肌に入っていく感じが違います。夏のあいだ一回で済ませていた方は、ここを二回にするだけでも変わります。
そのうえで、ふたをする役割のものを見直します。夏はさっぱりした乳液で済ませていた方も、八月の後半からは、少しだけしっとりしたものに寄せていきます。全顔でなくてもかまいません。乾きを感じる場所——目のまわりや口元だけ、重ねるという使い方でも十分です。
日中も同じです。冷房の風があたる席にいる方は、朝つけたうるおいが夕方まで残っていないことが多いです。そういう方には、日中に一度だけでも重ねられるものをお持ちいただくようお伝えしています。
保湿の順番と考え方についてはドクターリセラの保湿ルーティンにまとめています。
そして、この時期に忘れられがちなのが日焼け止めです。八月を過ぎると気がゆるみますが、九月の日ざしも決して弱くはありません。秋の肌のゆらぎを防ぐ意味でも、日焼け止めは続けてください。選び方はドクターリセラのUVケアにまとめています。
🌿 今日のワンポイント 八月にすることをひとつだけ選ぶなら、化粧水を二回に分けることです。使うものを替えなくても、今日から始められます。
反対に、この時期にやりがちなこともお伝えしておきます。どれもよくあることですので、思い当たっても心配なさらないでください。
ひとつめは、秋になってから急に高価なものを足すことです。 調子が分からなくなってから新しいものを試すと、合う合わないの判断が難しくなります。季節の変わり目に新しいものを増やすなら、一度にひとつまでが安心です。
ふたつめは、夏用に替えた強い洗顔を、そのまま冬まで使い続けることです。 夏のあいだだけのつもりが、替えるきっかけを失って年を越してしまう。これは本当によくあります。夏用に替えたときは、戻す時期もいっしょに決めておくと安心です。
みっつめは、日焼け止めをやめてしまうことです。 八月を過ぎると気がゆるみますが、日ざしは急にはなくなりません。塗り直しも同じで、汗をかいた日は昼にもう一度が理想です。
そして、ゆらぎを感じる時期ほど、あれこれ足すより、いま合っているものを続けるほうが落ち着くというのが、お客様を見ていての実感です。迷ったら、増やすのではなく減らして様子を見てください。
頭皮から整えると、お顔の印象まで変わる

ここまでお顔のお手入れの話をしてきましたが、HARUがいちばんお伝えしたいのは、お顔だけを見ていても届かない場所があるということです。
頭皮とお顔の皮膚は、一枚の皮でつながっています。境目はありません。頭皮が乾いてこわばっていれば、その状態はお顔の側にも続いています。フェイスラインのもたつきや、なんとなくの疲れた印象は、頭皮の側から見たほうが分かりやすいことがあります。
この考え方については頭皮を整えると、なぜ“顔の印象”まで変わるの?でくわしくお伝えしています。
夏のあいだ、頭皮は真上から日ざしを受け続けてきました。冷房で乾き、汗と皮脂で洗いすぎて、疲れも重なっています。お顔のケアだけ丁寧にして、頭皮は洗うだけという方が、じつはとても多いのです。
髪と頭皮のほうの切り替えは、8月はヘアケアの「秋支度」にまとめました。洗い方・乾かし方・紫外線対策を、この記事と同じ「八月のうちに少しずつ寄せていく」考え方でお伝えしています。
HARUでは、糟屋郡でいち早く導入したエステティックプラズマ「Revcella(リブセラ)」によるフェイシャルと、頭皮ケアを同じ日に続けて受けていただけます。これが同日ケアです。別々の日に二か所へ通う必要がなく、一度で両方を整えていただけます。
フェイシャルの内容はフェイシャルのページ、同日ケアの良さについては頭皮ケアとフェイシャルは「同じ日」が心地いいにまとめています。
この記事のまとめ
- 秋の肌の不調は、夏のあいだの日ざし・乾き・お手入れの軽さから始まっている
- 季節の変わり目は暦より早い。乾く前に整えておくほうが落ち着きやすい
- 八月にすることは二つ。落とし方をやさしくして、うるおいを一段だけ重ねる
- 洗ったあとにすぐつっぱるなら、いまの肌には少し強いのかもしれない
- 頭皮とお顔は一枚の皮。お顔だけを見ていても届かない場所がある
まずは1回、状態を見てみる

「いまの自分の肌に、何が足りていないのか分からない」。そんなお声を、この季節はよくいただきます。
HARUは完全予約制のプライベートサロンです。施術の前に、ゆっくりお話をうかがう時間をとっています。マイクロスコープで頭皮を見ながら、いまどんな状態なのか、家では何をすればいいのかを、専門用語を使わずにお伝えします。
¥1,000の頭皮診断+カウンセリング+ヘッドスパ(60分)は、現状を知るための入口です。施術への移行を強要することは一切ございません。頭皮とお顔を同じ日に整えたい方には、HARUトータルケア(¥17,000・120分)もご用意しています。
秋になって慌てるより、いまのうちに。夏のあいだに受けたものを、八月のうちに整えておきませんか。
はじめての方へのご案内はこちらにまとめています。
※ 美容室HARUは美容を目的としたサロンであり、医療機関ではありません。発毛・育毛・治療を保証するものではなく、効果には個人差があります。


